商学部ミクロ経済学(片岡孝夫教授) レポート

 

平成18年6月10

河野 愛一朗(1F040402-8

 

問題1 

 

 

(1)長期なので、とともに、を変数として考える。

 

・買い手である企業にとって

 

(生産物価格×生産量)、

(賃金率×労働量+資本レント×資本量)

 

買い手である企業の利潤; 

 

仮定より、 を代入すると、 ・・・@

 より、

 

 

∴利潤最大化条件は、

・ より、  これを変形して、 ・・・A

より、  これを変形して、 ・・・B

 

A、Bを連立して、解くと、・・・C これをに代入して、

        ∴

 

(2)短期なので、を変数とし、求めた値で固定する。

 

 より、を求めると、Cより、

@より、 これに、を代入して、

 これは、最高次の係数が負なので、

利潤最大は、のとき

 ∴ 短期の労働需要関数はと表された ・・・D

 

(3)長期と短期の比較を行う。

 

Dより、短期需要関数は、 変形して  

これに、を代入すると、 よって32単位減少

 

Cより、長期需要関数は、

これに、を代入すると、 よって単位減少

 

∴  より、

長期の方が短期に比べて労働需要の減少が大きいといえる。

 

 

 

問題2 買い手独占市場の分析

 

 

(1)を定数とする

 

Y財価格をとすると、

 

・買い手である企業にとって

 

(最終財価格×最終財販売量)、(中間財価格×中間財販売量)

 

買い手である企業の利潤; ・・・@

仮定より、 を代入すると、

 これは、最高次の係数が負なので、

利潤最大は、のとき ・・・A

 ∴  … 中間財の需要曲線 ・・・B

仮定より中間財の供給曲線は、 

これを変形して  ・・・C

 

BとCを連立させて、均衡は、

これより、右図から、

 ・・・D

 

 

 

(2)を変数とする(と考える)

 

・買い手である企業にとって

 

 (価格×最終財販売量)、 (中間財×中間財販売量)

 

@と同様に、買い手である企業の利潤;

仮定より、 を代入すると、

 これは、最高次の係数が負なので、

Aと同様に、利潤最大は、のとき

 ∴  ・・・E

Bより、中間財の需要曲線は、

Cより、中間財の供給曲線は、

Eより、をCに代入して、 

∴ 均衡は、

これより、右図から、

 

 

Dと比較して、中間財価格は、3026と下落

         PSは、259と減少し、 CSは、と増加する。

      よって、買い手独占によって、その買い手の余剰が拡大していると言える。